令和3年6月定例会(第2回)6/18 小澤宏司議員 個別質問(抜粋)

令和3年6月定例会(第2回)6/18 小澤宏司議員 個別質問(抜粋)

 

◆小澤宏司議員
皆さん、お疲れさまです。(中略)微力ながらも笑顔あふれるまちづくりに全力でお手伝いさせていただくことをお誓い申し上げ、本日は大きく5つ、かわまちづくり、第2次農業振興計画、道の駅やちよの広域防災拠点化、実質化された人・農地プラン、カルチャータウンについて質問させていただきます。

■印旛沼流域かわまちづくり計画について

◆小澤宏司議員
それでは、印旛沼流域かわまちづくり計画についてお伺いいたします。
私は、商工会議所青年部に所属しておりますが、同団体では、新川沿いに川床を造ろうと、また新川流域の活性化を目指して日々活動しておりますが、流域経済の発展や観光地としても成り立つのではないかということで、この10年弱、新川流域の調査・研究をしてまいりました。
昨年度は、日本大学理工学部海洋建築工学科の親水工学研究室の皆さんと県立八千代広域公園についても調査・研究し、間もなく提言書を提出させていただく予定です。
私が市議会議員に当選して、当時の企画担当課長をはじめとする職員の皆様と、県立八千代広域公園の在り方や印旛沼流域に関する青写真を想像し議論を交わしてきたこと、当時は道の駅周辺に温浴施設なんかもあったらいいよねなどという話をしたことを思い出します。そして、それが徐々にではありますが、形になってきていることに関してわくわくしております。

そこで、質問させていただきます。

印旛沼流域かわまちづくり計画の進捗状況と、今後の予定についてお答えください。

◎小川勝企画部長
印旛沼流域かわまちづくり計画は、平成27年に印旛沼流域の5市町でスタートし、本市も平成29年に追加登録され、4市2町で事業を進めております。
この計画に基づき、本市では千葉県と協力し、新川における親水性及び防災機能に資する基盤整備及び施設整備を進め、併せて流域のブランド力の強化を図るためのソフト施策の検討を行っています。
これまで阿宗橋一里塚においては、千葉県による基盤整備工事が完了し、今後本市によるトイレやあずまや、駐車場などの整備工事が今年度中に完了する予定でございます。
また、新川水辺拠点、道の駅やちよ周辺においては、今年度から千葉県の基盤整備工事が予定されており、令和4年度には本市による手すりやベンチの設置などを予定しております。
さらに、新川周辺の環境を活用する事業では、道の駅やちよにおいて、指定管理者によるレンタサイクルの貸出しやカヤック体験が行われておりますが、新たな観光資源として、観光船の事業等について調査・研究を進めているところでございます。

◆小澤宏司議員
ありがとうございます。流域のブランド力向上も検討中ということで、楽しみにしております。
また、カヤックやレンタサイクルの貸出しという話がありました。レンタサイクルといえば、やちよ農業交流センターでも貸出しを行っておりましたが、さほど貸出し台数が伸びていない現状があった中で、ハローサイクリングの電動アシスト付自転車の貸出しは、ほとんど空きがないくらい使用頻度が高いことが証明されております。
先日、観光協会の杉山会長と服部市長にも体験していただいたのですが、新川遊歩道における電動モビリティーの使用を許可することで、新たな八千代市の魅力の発信につながるものと考えますが、利活用について御意見をお聞かせいただけたらと思います。

◎鈴木智久都市整備部長
近年、次世代の移動手段として電動モビリティーが注目され、道路での通行に関する安全性等についての実証実験が各所で行われている状況は把握しておりますが、電動モビリティーの走行環境や車両基準、適切な規制等についても実験段階にあると認識しております。
新川遊歩道は、河川管理者である千葉県が所管する河川管理用通路を歩行及び自転車通行に利用することを目的に、本市が千葉県の許可を得て遊歩道として開放しております。
児童から高齢者まで年齢層を問わず、散策、ランニング、ウオーキング、サイクリングなどを目的に、多くの人々が利用している状況となっておりますが、現状におきまして歩車分離できる幅員がないこと、自転車の速度抑制については当事者のマナーに負うところが多いことなどにより、歩行者と自転車通行者との交錯等に対する安全対策に課題があり、市といたしましても歩行者の安全確保に苦慮している状況です。
したがいまして、現時点におきましては、新川遊歩道における電動モビリティーの利活用は難しいものと考えております。

◆小澤宏司議員
残念な回答をありがとうございます。安全・安心と市民の健康増進だけの河川沿いの利用なら、それでいいかもしれません。しかしながら、観光地としての目標を掲げるのであれば、今のままでは観光客など来るはずもないことぐらい理解しているはずです。
遊覧船の試乗の募集が広報やちよにもありました。実際に船に乗れば、1回目は、ふだん見たことのない新川の中からの景色は、乗った方の目にはよく映るかもしれません。ただ、2回、3回と乗れば、その後に乗る人はぐっと少なくなるでしょう。
商工会議所青年部やミズベリング八千代では、サップやボートで毎月新川のアクティビティーを模索しておりますが、新川の中から見る景観も面白いほうがいいということで、ゆらゆら橋周辺に芝桜を植える計画を立てております。
市内の若手商工業者が、自らの会費を基に、自分たちの商売に直結しないことに対して汗をかくのはなぜか。それは八千代市が印旛沼流域かわまちづくり計画に手を挙げたからです。そして、服部市長なら話を聞いてくれる、実現してくれると信じているからにほかなりません。できない理由を考えるのではなく、できるために何をすべきかを共に考えていきたい。市長には、実際にやれるかどうかは別として、実証実験や社会実験のような形で、期間を設け、チャレンジする八千代市政を再考していただくことを期待して、次の質問に移ります。

■第2次農業振興計画の策定に至った経緯について

◆小澤宏司議員
平成14年に策定された農業振興計画から20年弱となりますが、その間、八千代市を取り巻く農業従事者の高年齢化、状況の変化に対し、効果的な施策があったとは言い難い状況だと考えます。
そこで、伺います。まず、第2次農業振興計画の策定に至った経緯についてお聞かせください。

◎大澤利和経済環境部長
平成14年度に八千代市農業振興計画を策定し、農業施策の推進を図ってまいりましたが、社会情勢の変化により生産環境の悪化や担い手の不足、耕作放棄地の拡大などという問題は深刻化してきており、それらの課題に的確に対応した新たな農業振興計画の策定が必要になりました。
こうした情勢を踏まえて同計画を見直し、本市の持続的な農業振興を進めていくための指針として、八千代市第2次農業振興計画を策定いたしました。

◆小澤宏司議員
それでは、第2次農業振興計画における重点的な施策は何か、お聞かせいただきたいと思います。

◎大澤利和経済環境部長
本計画は、農業所得の向上、農業を担う多様な人材の確保・育成、農地の整備と担い手への集積という3つの方針を実行するため、施策を進めてまいります。
まず、農業所得の向上において、地産地消の拡大を含めた生産・供給力の向上を図るとともに、八千代ふるさとステーション及びやちよ農業交流センターの施設としての在り方を見直し、よりよい施設への磨き上げを行うことを重点的な施策としております。
次に、農業を担う多様な人材の確保・育成において、新規就農者の確保・育成と併せ、中心となる経営体の経営の拡大や効率化に向けた既存の農業者を育成することを重点的な施策としております。
最後に、農地の整備と担い手への集積において、農地の保全や耕作放棄地の増加の抑制と併せ、今後地域の担い手となる農業者への農地の集積を促進するための支援を行うことを重点的な施策としております。

◆小澤宏司議員
御答弁いただいた重点的な施策として、八千代ふるさとステーション及びやちよ農業交流センター、いわゆる道の駅やちよの磨き上げ、これを挙げられておりましたが、本計画における道の駅やちよの位置づけはどうなっているのか、具体的にお聞かせください。

◎大澤利和経済環境部長
道の駅やちよにつきましては、本計画においても、施設の在り方をはじめとして、運営改善や既存事業の見直しと磨き上げを行い、さらなる利活用の促進を図ることとしております。
その上で、新たな魅力や価値を創出し、農業振興にとどまらず、観光振興及び産業連携の拠点となるような施設へと変革していくことを重点的に取り組むものとしております。

◆小澤宏司議員
現在、道の駅やちよの運営については、八千代ふるさとステーションの運営は継続的に有効な利活用が図られていると見受けられますが、一方でやちよ農業交流センターは空き店舗があるなど、有効な利活用が図られていないと感じられます。八千代市としても、両施設の継続的な有効活用を図るため、農業振興のみならず、観光振興や産業振興を図る新たな試みがあれば、それを支援していく施策を検討していただきたいと考えます。
新たな魅力や価値を創出し、農業振興にとどまらず、観光振興及び産業連携の拠点となるような施設へと変革していくことを重点的に取り組むものとして、大いに期待しております。
収穫体験などは特に人気があって、都内からも体験しに来る方がいらっしゃると伺っております。また、農産物の廃棄を減らしたり、地産地消の推進に向け活動していることも伺っております。
しかしながら、やちよ農業交流センター内のテナントは今も空いている状況となっています。これに関しては、農業だけにとらわれない、観光を含めた多角的な視野が必要だと考えます。ーー

■道の駅やちよの広域防災拠点化について

◆小澤宏司議員
ーーそこで、道の駅やちよの広域防災拠点化について伺おうと思っていたのですが、予想以上に早く話が進んで回答が難しいということなので、お願いだけさせていただきます。
令和元年11月18日、国の新「道の駅」のあり方検討会の提言では、2025年に目指す3つの姿の1つとして、道の駅を世界ブランドへというものがあります。単なる防災拠点ではなく、平時には観光地としてインバウンドを狙っていくということ、今八千代市がやろうとしているのはインバウンドを狙う観光拠点ではなく、健康増進のための憩いの場程度のものでしかないと考えます。
かわまちづくりの質問から一貫して言いたいことは、チャンスをチャンスとして捉えられる行政であってほしいということ。冒頭の挨拶でも話をさせていただいた地方創生が始まる頃の企画担当だった職員の方々の夢あふれる思いは、今よりも熱かったような気がします。もちろん今も、各部の皆さんが大変な状況の中で頑張っていることは十分に理解している上で、市長から、そしてまた部長から、面白い案を持ってこいよとハッパをかけていただくような、そういった組織でいてほしいと考えます。次回の質問で、わくわくさせていただけるような回答に期待して、次の質問に移ります。

■人・農地プランについて

◆小澤宏司議員
現在、八千代市においても、これから地域の農業を担っていく世代が効率的な農地利用や先進的な農業を行うため、地域の話合いが再活性化するための人・農地プランの実質化に取り組んでいると聞いていますが、人・農地プランとはどのようなものか、お聞かせください。

◎大澤利和経済環境部長
近年、農業者の高齢化や後継者不足、遊休農地の増加といった様々な人と農地の問題を抱えています。人・農地プランは、これらの問題に対し、地域の農地や担い手等の実情を把握し、5年から10年先の将来像を描くことで遊休農地の発生を抑制し、地域農業を継承していくための地域農業の未来設計図です。
作成の過程では、将来の農地利用に関するアンケート調査を実施し、地図による現状把握を行った上で、話合いを通じて中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を定め、実効性のあるものにする取組が実質化された人・農地プランとなります。

◆小澤宏司議員
ありがとうございます。人・農地プランの概要については分かりました。
地域の話合いにより農地の集積・集約化を進めていくことは、八千代市においても急務の課題であることと思われますが、八千代市における実質化された人・農地プランの作成について、進捗状況はどうなっているか、お聞かせください。

◎大澤利和経済環境部長
先ほど答弁いたしましたとおり、人・農地プランを実質化するために、農地利用に関するアンケートや年齢分布、後継者の有無等の情報を地図に反映させ、地域において農業者が今後の地域農業について話合いを行うことが要件とされております。
現在、尾崎地区、島田地区、麦丸地区、米本地区でアンケート結果や地図を用いての話合いが進められておりますが、昨今のコロナ禍において大人数で集まっての話合いが開催できない状況でしたので、工程表を見直し、市のホームページ上で公表しております。
このような中でも、地域の方の負担が少なく効率的な話合いができるよう、善処してまいります。

◆小澤宏司議員
作成状況については理解させていただきました。
この人・農地プランは、農業者が地域において話合いを行うことが必要だということも認識しておりますが、この実質化に当たり、八千代市としての支援はしていないのでしょうか。その辺についてお聞かせいただければと思います。

◎大澤利和経済環境部長
実質化された人・農地プランの作成においては、農業者が地域で話し合い、共通の問題意識とその解決策を共有し、今後の地域農業を継続していく上で重要であることから、市といたしましては、プランの取りまとめ役として関係機関や団体との連携及び協力体制を整え、農業委員会とともに支援を行っております。

◆小澤宏司議員
地域によって様々な事情があるので、地域ごとのプランが必要ですが、農業者のみで出てくるアイデアは限られると思うし、飲食店をはじめとする商業との連携も含めたプランも必要だと考えます。八千代市に住まう人が都市圏で稼いだ資金をいかに市内で循環させるか、ここにも着眼していただくことが必要だと考えます。都市部と緑の調和の取れた豊かなまちづくりを目指すのであれば、大規模じゃなくても、農業従事者が未来に希望の持てる施策の策定を期待して、次の質問に移ります。

■カルチャータウンについて

◆小澤宏司議員
カルチャータウンについてお伺いします。
学校給食センターの現在の進捗状況についてお聞かせください。

◎小林伸夫教育長
(仮称)八千代市学校給食センター東八千代調理場建設の現在の進捗状況でございますが、本年1月から設計業務を行っており、7月に完了する予定となっております。
今後につきましては、8月に工事着手、令和4年6月末に竣工し、7月、8月に開業準備として調理リハーサル等を行う予定であり、給食提供の開始は令和4年9月からとなっております。

◆小澤宏司議員
新調理場の特色と感染症対策についてはどのようになっているのか、お聞かせいただければと思います。

◎小林伸夫教育長
新調理場では、食物アレルギーを持つ児童・生徒に対し、卵・乳製品等を除去した給食を約120食まで提供可能となっており、これにより全市的に統一した食物アレルギー対応が可能となります。
また、安全な給食を提供するため、床を水でぬらさないドライシステムを導入するなど、衛生管理の徹底を図るほか、調理場内にカメラを設置し、実際の調理状況を配信できるようにする設備を導入いたします。
感染症対策につきましては、玄関に体温検知システムを導入するなど、健康観察を徹底できる体制を構築いたします。また、調理エリアに肘で開閉できる蛇口やフットペダルを採用し、高い衛生レベルを維持できる設備を導入するほか、学校から汚染の疑いのある食器類が搬入された場合、洗浄・消毒を行う特別洗浄コーナーを設置し、ウイルスを施設内に持ち込ませない対策を図ります。

◆小澤宏司議員
コロナ禍のこのような状況なので、小学生の娘を持つ親としても安心させていただきました。

■保品近隣公園多目的グラウンドの利用状況について

◆小澤宏司議員
続きまして、保品近隣公園の多目的グラウンドの利用状況についてお聞かせください。

◎鈴木智久都市整備部長
カルチャータウンに整備された保品近隣公園の多目的グラウンドは、本年4月から利用を開始しており、現在の団体利用の状況といたしましては、主に土曜日、日曜日、休日の午前・午後に少年野球や少年サッカー等の団体が利用しています。なお、利用団体の内訳といたしましては、少年野球が5団体、少年サッカーが4団体、成人の軟式野球が2団体となっております。
また、多目的グラウンドの団体利用申込みに当たっては、ほかの公園と同様に、先着順による1か月前からの予約開始となっていますが、利用状況を見ますと、各団体において円滑な利用がされている状況となっております。

◆小澤宏司議員
八千代市では、少年野球チーム、少年サッカーチーム、またグラウンドゴルフなど、小学校のグラウンドを利用する団体が増えていく中で、少年野球のグラウンドを探しているということで、僕も大成建設に挨拶に行った際に、大成建設で計画の変更について話を伺った経緯があります。
当時の都市整備部の皆さんが知恵を出し合い、計画変更に対し尽力していただいたたまもので、今のグラウンドが無償でできたものと考えております。ありがとうございました。

■市街化区域への編入に対する考えについて

◆小澤宏司議員
最後に、市街化区域編入の考えについてお聞かせください。

◎鈴木智久都市整備部長
本地区は市街化調整区域となっておりますが、計画的に市街化を図り、将来的には市街化区域への編入を予定している地区として、千葉県が定めている都市計画区域マスタープランや八千代市都市マスタープランの中で位置づけされております。
現状では、本地区において、事業者により行われている造成事業が今年中に完了する予定ですが、本市といたしましても、昨年度より市街化区域編入に向けた県との事前調整を行ってまいりました。
その事前調整も終えましたことから、令和4年3月の市街化区域への編入、併せて行う用途地域及び高度地区の指定に向けて、都市計画の変更手続を進めてまいります。

◆小澤宏司議員
かわまちづくりや広域防災拠点、農・商・工の連携など、最少の予算で最大の効果を発揮できることはまだまだたくさんあると考えます。服部市長のリーダーシップに御期待申し上げるとともに、微力ながらもお手伝いさせていただくことをお誓い申し上げ、本日の質問を終えさせていただきます。

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